トップ導入事例S2ファクトリー様ご利用事例「コンパクトな組織だからこそ、外部のプロに任せるメリットは大きい」

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トップ導入事例S2ファクトリー様ご利用事例「コンパクトな組織だからこそ、外部のプロに任せるメリットは大きい」

S2ファクトリー様ご利用事例「コンパクトな組織だからこそ、外部のプロに任せるメリットは大きい」

会社名S2ファクトリー株式会社
業種Web制作会社
従業員人数26名(2024年4月時点)

「ビジネスプランを形にするパートナー」をビジョンに掲げ、システム開発やデザインを受託されているS2ファクトリー株式会社。エンジニアやデザイナーをはじめデジタル領域のさまざまなプロフェッショナルが在籍し、クライアントのビジネスパートナーとして、ワンストップでプロジェクトを進められています。

一人ひとりの能力を伸ばすために執行役員の高野様がコーチングを独学し、実践されていたものの、専門家によるサポートの必要性を感じるようになったとのことです。そこで、「マイシェルパ」を導入し、社員が自由にカウンセリングを受けられる体制を整備されました。「コンパクトな組織だからこそ、外部の窓口を設けるメリットは大きい」と高野様はお話されます。

S2ファクトリー株式会社のご紹介と、高野様がどんなことを担当されているかを教えてください。

高野:
S2ファクトリーは、Web 制作会社です。システムの受託開発がメインですが、住宅関係などWeb以外のデザイン業務も請け負っています。エンジニアだけではなくデザイナーなどさまざまな職種の社員が在籍しています。

営業担当は置いておらず、技術担当がその場でお客様に全て説明し、企画や要件定義から開発、リリース後の運用までワンストップで提供できるのが強みです。紹介でのご依頼が多く、長い間お付き合いいただいているクライアント様が多数おります。
私自身は、エンジニアとして開発やマネジメントに携わりつつ、執行役員として会社の運用などに関するさまざまな意思決定や取り組みを進めています。

「マイシェルパ」をご検討・ご導入いただいた背景、当時抱えていた悩みを教えてください。

高野:
もともと当社では、コーチングを導入していました。エンジニアをしていた先輩がコーチングを実践し本格的にその道に進むために転職したという話を聞き、「話すことで社員の力が伸びるんだ」と興味を持ち独学しました。

その後、月1回のメンター制度を設け、私が手探りで1on1を実施していたのですが、正直なところ成果があまり見えず難しかったですね。さらに社員たちと話すうちに、コーチングではなく、カウンセリングを受けていくことの方が重要だと気付きました。

独学のコーチングでは限界があると感じ、専門性の高いプロにカウンセリングをお願いして根本部分からアプローチをした方が良いのではと考えるようになりました。お付き合いのある会社が「マイシェルパ」を導入していると聞き、良いサービスだと感じてマイシェルパさんにご相談しました。

どのように「マイシェルパ」に決められたのですか?

高野:
セミナーで丁寧にご説明いただいたのですが、定額制にもかかわらず積極的にカウンセリングを利用するようすすめられ、正直なところ「定額制なら利用が少ない方が利益になるのでは」と不思議に感じたのが印象に残っています。疑問に思いつつも、そうした姿勢が安心や信頼につながったのだと思います。

検討時に重視していた点は、定額制であることです。会社としても初めての試みでどのくらい効果があるのかわからないので、導入コストをできるだけおさえたいと考えていたためです。また、定額制であると社員に伝えることで、気軽に利用できるのではという思いもありました。

しかし、「カウンセリング 定額」で検索しても、他に良さそうなサービスが見つからず、マイシェルパの導入を決めました。全てのカウンセラーが臨床心理士・公認心理師という信頼性の高い資格保持者ですし、知り合いの会社の方から良い評判を聞いていたので、信頼できると判断しました。

導入を検討する際は、ポジティブな意見が多く、ほぼ反対意見はありませんでした。エンジニアはストレスがかかりやすい職種なので、メンタルケアの重要性については代表や執行役員たちの間で共通認識があったのです。カウンセリングの内容そのものや他社の成功事例、専門家に任せるメリット、費用感など総合的に判断し、導入を決めました。

どのように「マイシェルパ」の利用導入を進めていきましたか。

高野:
導入にあたり「社員たちは使ってくれるのだろうか」という不安はありました。

多くの社員に利用してもらいたいので、入社時のオリエンテーションで、「福利厚生としてこういうサービスを利用できるよ」と紹介したり、「使ったことがなければ試してみて」と折に触れて伝えるようにしたりしています。さらに、マイシェルパさんから送ってもらえるメルマガも、利用促進につながっていると感じています。当社では業務時間内の利用も特に問題ないとしていますので、どんどん活用して欲しいですね。今後も、マイシェルパさんと相談しながら、より利用しやすい環境をつくっていきたいです。

「マイシェルパ」を導入して良かったことはありますか。

高野:
私の経験上、当社のようなコンパクトな組織やエンジニアの多い会社の場合、メンタルケアが必要な場面も多い傾向にあります。しかし、社員のメンタルケアの必要性を感じていても、社内で相談窓口などを設けるのは費用や人的リソースなどさまざまな面で難しいケースが少なくありません。さらに1on1など上司に相談できる機会を設けても、社員同士の距離が近い分、「他の人に知られたらどうしよう」と心配になってしまいなかなか話せないものです。センシティブな内容であればなおさらです。

しかし、「マイシェルパ」を導入し、完全に切り離された社外の窓口をつくることで、安心して相談できる環境を整えられました。

導入前は社員が利用してくれるか心配でしたが、ある程度の利用者がいるため、メンタルケアの仕組みとして上手く機能していると思います。

あと、当社は年齢的に20代から60代まで幅広く在籍しているため、年下や同年代のカウンセラーだと少し抵抗があるのではと思っていたのですが、「マイシェルパ」のカウンセラーがどんどん増えていて、年代も幅広いためそういった不安も今は全くないですね。

利用されている社員の方の反応を教えてください。

高野:
「マイシェルパ」をすごく気に入っていて、「カウンセラーさんとこんな話をしました」といった話を雑談中にしてくれる人もいます。最近入社した社員で、入社時のオリエンテーションで福利厚生の一環として「マイシェルパ」を紹介したのがきっかけで利用するようになったそうです。

正直なところ、会社自体のシステムの変化や若手社員の増加などもあり、導入によって会社の雰囲気が変わったかは正確にはわかりません。しかし、少なくともその一人の社員にとってはプラスになっていると考えると、すごく価値がありますし、私も嬉しいですね。費用感も全く問題ないため、今後も継続していく予定です。

「マイシェルパ」をどんな企業にお勧めできますか?

高野:
従業員規模がそこまで大きくない企業の外部の相談窓口として、特にお勧めです。お互いの距離が近く、やはり少人数だとお互いの距離感も近いので、それこそ家族のような距離感の場合、気軽に何でも話せないだろうなと感じています。そういう点で絶対に会社の人には知られない外部のサービスが適していると思います。

センシティブな話でも1人の同僚に話したら、もう周りの人にも広がっているのでは、という感覚はどうしてもありますので、なかなか上司や同僚には気軽に話しづらいという面もあると思います。そういう面では、本当に外部の専門家に頼ることができるメリットは大きいですね。

さらに毎月のレポートの内容が利用件数のみである点も良いところです。導入前は相談内容がわからずデメリットだと感じていたのですが、利用してみるとむしろメリットが大きいです。

従業員に会社には絶対に相談内容は共有されないと伝えることで、安心して使ってもらえていると感じています。「実は会社に相談内容が筒抜けなのでは」となると、やはり利用しにくいのではないでしょうか。プライベートな内容など、相談内容の共有があったとしても、会社では対応できない場合も多いと思います。完全に専門家にお任せできる点は助かっています。

仮に、本当に本人だけでの対応が難しいときには、本人の同意が前提ではありますが、会社に共有される仕組みになっていますので、そこも安心できます。

さらにITエンジニアの組織にもお勧めです。エンジニアは、普段オンラインにも抵抗がないため、気軽に相談できると思います。

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