トップ導入事例BEENOS様ご利用事例「専門性の高さに惹かれマイシェルパを導入。メンタルヘルスの問題をすみやかに外部に相談できる体制を確立できた」

導入事例

トップ導入事例BEENOS様ご利用事例「専門性の高さに惹かれマイシェルパを導入。メンタルヘルスの問題をすみやかに外部に相談できる体制を確立できた」

BEENOS様ご利用事例「専門性の高さに惹かれマイシェルパを導入。メンタルヘルスの問題をすみやかに外部に相談できる体制を確立できた」

会社名BEENOS株式会社
業種グローバルコマース事業
従業員人数964名(2023年9月末時点)

BEENOS(ビーノス)株式会社は、世界と日本を双方向に繋ぐグローバルコマースを中心に、さまざまな領域において事業を展開されている企業です。

BEENOSでは、従業員のメンタルヘルスケアを目的に、社内の相談窓口や産業医に相談できる場を設けているものの、十分とはいえなかったといいます。すぐに社外の専門家に相談できる体制を整えるため、「マイシェルパ」を導入いただきました。

BEENOS株式会社 HR室 中里様に、導入背景や導入の決め手、効果などをお伺いしました。

BEENOSのご紹介と、中里様がどんな業務を担当されているか教えてください。

中里
BEENOSでは、グローバルコマースをメインに幅広い事業を展開しています。代表的なサービスとして、海外ユーザーが日本の通販サイトの商品を購入できる「Buyee(バイイー)」やエンタメ業界向けのECショップ構築システムの「Groobee(グルービー)」などがあります。

私はHR室に所属し、主に相談窓口・衛生委員会・健康診断などの安全衛生や福利厚生の運用・立案を担当。また組織開発にも携わり、毎月の組織サーベイ取得・分析もしております。

社員のサポートに力を入れており、5年ほど前からサーベイを導入し、アンケートを実施。結果を分析し人事などと話し合い、面談を行うなどの施策をしています。また、退職者へのヒアリングを通して、社内の課題を把握するよう心がけています。

「マイシェルパ」をご検討・ご導入いただいた背景、当時抱えていた悩みを教えてください。

中里
社員のメンタルヘルスケアのために、社内の相談窓口と産業医、2つの窓口を設けているものの、産業医はもともと対応可能な時間が限られている中で、衛生委員会や職場巡視などもあり、面談できる時間は1回10分程度でした。そのため、すみやかに社外の専門家に相談できる窓口がない点が課題でした。

また、私は長い間にわたり当社で相談窓口を担当している経験から、傾聴してくれる相手に話すことが非常に大切だと思っています。これまで自分なりに取り組んできましたが、最近取り組んでいる産業カウンセラー資格の勉強なども通じて、話すことの重要性をさらに強く感じるとともに専門的スキルの難しさも感じるようになりました。

一方で社員からすると相談するまでのハードルもありますし、会社の規模が大きくなるなかで私のことを知らない人も増えてきました。社内の知らない人に悩みを打ち明けるのは、抵抗のある人も多いはずです。また、リモートワークが増えるにつれ、他のメンバーの隣で作業する機会も減り、ちょっとした相談をするのが難しくなったと感じています。そこで、社外の専門家にお任せしたいと考えるようになったのです。

困ったり悩んだりしたときにすぐに専門的な知識を持つ人に相談することで、自立的な問題解決ができるようになります。また、悩みの軽減により社員のパフォーマンスが向上するのを期待しました。

さらにカウンセリングを利用するきっかけをつくりたいという思いもあります。日本人は悩みを人にオープンに話すことをためらう傾向があります。しかし、カウンセリングは恥ずかしいことではなく、アメリカをはじめとする海外では当たり前に受けるものだと認識されています。カウンセリングの窓口を設けることで、社員たちに「心の健康診断」といった感覚で利用してもらいたいと考えました。

どのような流れで「マイシェルパ」の導入を決めたのでしょうか?

中里
外部の相談サービスを選ぶにあたって、私がリサーチし10個くらいのサービスをピックアップし、資料にまとめて比較検討しました。

サービスを選ぶ軸として、「カウンセラーに専門的な知識があること」「英語対応ができること」「利用者がカウンセラーを選べること」「オンラインで相談・面談ができること」「入力など使いやすいサービスであること」「価格」の6つをピックアップしました。

「マイシェルパ」を選んだ決め手は、経営陣からの「専門性を重視したサービスが望ましい」という意見でした。 

比較したサービスのなかには、メンタルヘルスに限らずもっと幅広い悩みの相談に対応しているものもありました。それはそれで魅力的なのですが、いざ利用しようとしたときに社員が迷ってしまうかもしれないというデメリットがあります。

導入の目的を考えたとき、メンタルヘルスケアに特化したサービスを選ぶことで、「悩みがあればこのサービスに相談できる」という社内への明確なメッセージになると考えたのです。メンタルヘルスの領域においては、「深く専門性がある」方が、私たちのニーズに合っていると感じたのです。

「マイシェルパ」であれば、臨床心理士や公認心理師といった信頼性の高い専門資格を持つカウンセラーに 、気軽に相談できます。リーズナブルな価格やすぐにカウンセリングのスケジュールを入れられる使い勝手の良さも魅力でした。

「マイシェルパ」の利用によってどのような変化がありましたか。

中里
利用者の匿名性が高いサービスのため、全てヒアリングできているわけではありませんが、ポジティブな意見が多いですね。自分の悩みを第三者に話す機会は、なかなかないものです。普段のモヤモヤを言葉にすることで、自分の考えをあらためて認識でき、すっきりした気分になるといった感想を聞いています。

その一方、利用率は2%程度と、まだ十分ではありません。私自身も利用して満足度の高いサービスだと感じているので、もっと活用を促していきたいと考えています。

私が利用した後で、Slackで周知したのですがチャットだとタイムラインの動きが早くすぐに流れてしまって、残念ながらあまり効果がなかったので、マイシェルパさんに相談したところ、研修の一環として「マイシェルパ」を取り入れてみてはという提案をいただきました。一度利用することでハードルが下がって、気軽にカウンセリングを受けられるようになりそうなので、前向きに検討しているところです。こういった利用促進のためのご相談をできるのも心強いですね。一緒に施策を考えて、利用者を増やしていきたいです。

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