トップ導入事例カタリバ様ご利用事例「マイシェルパ導入で対応の選択肢が増えた。サポート体制強化とともに人事負担も削減」

導入事例

トップ導入事例カタリバ様ご利用事例「マイシェルパ導入で対応の選択肢が増えた。サポート体制強化とともに人事負担も削減」

カタリバ様ご利用事例「マイシェルパ導入で対応の選択肢が増えた。サポート体制強化とともに人事負担も削減」

社名  認定NPO法人カタリバ
  (認定特定非営利活動法人カタリバ) 
業種  NPO・団体・協会等
従業員数 130名(2022年5月時点)

学校に多様な出会いと学びの機会を届け、10代が積極的に社会に参画していけるようにするための活動に取り組む認定NPO法人カタリバ。さまざまな環境の子どもたちを支援している同法人では、職員が健康に業務に当たれることも大切にしています。

しかし、サポートをしたくても担当できる職員の数は限られており、職員からの相談に十分な対応ができていませんでした。そこで職員のサポート体制強化のためマイシェルパを導入。専門家のカウンセリングを受けることができるようになって、職員からも好評だといいます。

認定NPO法人カタリバのご紹介と、お二人がどんなことを担当されているかを教えてください。

山森:
カタリバは「どんな環境に生まれ育っても未来をつくりだす力を育める社会をつくる」というビジョンを持って、意欲と創造性を全ての10代に届けることを目的に活動しているNPO団体です。2001年から活動しており、今年で22年目となります。現在は「DISCOVER」「RESILIENCE」という2つのテーマを掲げて活動に取り組んでいます。

「DISCOVER」は、カタリバが設立当初から取り組んでいる活動です。10代が自分の興味関心や身近なことから探究テーマを見つけて、それをきっかけにいろんな出会いを通して自分自身の将来を見つけていくことを応援する取り組みです。運営するイベントの「全国高校生マイプロジェクトアワード」は今年で10回目を迎え、これまでに数万人の高校生が参加してくれています。

「RESILIENCE」は、家庭環境などに何かしらの困難を抱えた10代に安心できる居場所や挑戦の場を届けるための活動です。不登校、貧困、ヤングケアラー、外国ルーツ、被災地など、さまざまな切り口から、オンラインとリアルの両方で支援を行っています。

メンタルヘルス対応では、必要な施策を検討し、リーダー向けに研修を実施したり、産業医と連携したり必要なサービスを導入したりしています。その中でマイシェルパの職場内窓口も担当しています。

菊地:
経営管理本部で労務チームに所属しております。チーム内での役割としては制度や人事システムの改定など、働き方に関する仕組みを作っていくことを担当しています。

4月からはメンタルヘルス対応も含む、ウェルビーイングチームにジョインして、引き継ぎを受けているところです。

マイシェルパをご検討・ご導入いただいた背景、当時抱えていた悩みを教えてください。

山森:
災害に遭ったり様々な困難をかかえた子どもたちなど、さまざまな子どもたちを支援する中で、職員は、精神的に重たい話を聞く機会もありますし、常に子どもたちのことを気にしながら仕事をしています。どうしても自分のことは二の次にして頑張ってしまいがちなため、支援する側の職員のサポートも行っていく必要があると感じていました。

以前は産業医との面談や、菊地や私のような人事担当が従業員の面談をしていました。ただ、産業医面談は月に1回で、人事による面談も担当できる人数が限られているため、優先順位の高いものしか対応できていませんでした。また、東北から島根まで全国に拠点がある一方で、バックオフィスの部署は東京にあります。そのため、各拠点へのサポートが十分にできていないという課題がありました。

担当となった当初は、私の専門は法務だったこともあり、面談で何に気を付けたらいいのかも分からなかったので、本や講座で勉強したり、メンタルヘルス検定を受けたりして、知識をつけました。産業医の先生にアドバイスをいただきながらやっていましたが、必要なサポートが正しくできているのかという不安は常にありました。さらに通常業務の中で時間を作って面談していたので、十分な余裕を持って対応できているとは言えない部分もありました。産業医面談も機会が限られていたため、必要な職員すべてを産業医につなぐことはできていない状態でした。

また、メンタルヘルスの問題だけでなく、キャリアの悩みなどの対応でも、コミュニケーションの不足を感じていました。カタリバでは10代の方に対して、先生でも親でもなくちょっとした先輩として話を聞く「ななめの関係」を重視していますが、職場内ではなかなかそうした関係を作って話を聞くという状況を作れていないと感じていました。

どのようにマイシェルパの導入を進めていきましたか。

山森:
組織としてオンラインカウンセリングサービスに馴染むための期間が必要だと考え、どう活用していったらいいかを模索しながら利用を進めてきました。

はじめは全職員への案内はせず、月に2~3人の利用から始めました。これまで人事でサポートしていた職員のうち、カウンセリングが必要だと判断した方に個別で案内していました。次にリーダー層向けにメンタルヘルスの研修をして、カウンセリングサービスが必要だと思われるメンバーにはリーダーから案内してもらうようにしました。そして最後は職員が直接申し込めるようにしました。このように3つのステップを踏んでいきました。

その中で、利用した職員から「利用してみてよかった」という声が多く出て、「それなら全職員にもっと活用してもらえるようにしたほうがいいんじゃないか」と、組織内で合意形成されていきました。現在は職員の3分の1くらいは利用したことがある状態です。理想はみんなに1回は使ってもらって、いざという時に早めに相談できるようになるといいなと考えています。

直接、職員が申し込めるようになったとはいえ、なかなかすぐに利用には結びつかないので、今は入職時のオンボーディングで必ず案内するようにしています。入職して3ヵ月ぐらいはストレスを感じやすい時期だと思いますので、そうしたときに、ぜひ利用してもらいたいと思っています。

また、カウンセリングを受けて産業医面談や人事への相談が必要な場合は報告してもらうようにしていますが、そうした場合にどうしたら人事にスムーズに相談してもらえるか、マイシェルパのご担当者様と相談しました。

「人事へ相談したほうがよい」というだけだと誰に相談したらいいんだろうとなってしまうのではないかと考え、カウンセラーさんが人事に相談が必要と判断したら、自分や他の社内担当の名前を出していただいて、その人に声をかけるようにお伝えいただく形にしました。その後は「マイシェルパさんでカウンセリングを受けたら人事と話したほうがいいと言われたので連絡しました」と連絡をもらえるようになりました。

そうやってマイシェルパさんとご相談しながら一緒にやってきて、今そのサイクルが回り始めたという感じです。

菊地:
1回受けてみれば分かることもあると思うんですけど、その最初の一歩が踏み出せない人って実はけっこういるのかなと思っています。そこを軽く踏みだせるような雰囲気を作っていくのも大事だと考えています。

あとはいろんなカウンセラーの方たちがいらっしゃるので、きっと相性もあると思うんです。自分の中のお気に入りのカウンセラーを見つけてほしいです。

マイシェルパを導入したことで楽になったことや助かったことはありますか。

山森:
私を含めて担当者の気持ちが変わりましたし、業務負荷も減りました。それまでは自分たちが話を聞くか産業医の先生に面談していただくしか手段がありませんでした。相談を寄せてくれる職員が複数いるときは、受けきれないときもありました。そんな中、マイシェルパさんにまず話を聞いてもらうという選択肢が1つできたのは大きいです。

あとは自分たちは素人なので、その人がどういう状態なのかを本当に分かっているのかという懸念があったんです。マイシェルパさんを受けてもらうと、クリニックを受診したほうがいいのか、産業医面談が必要なのかというのを専門家の方に見ていただけます。特に問題ないという結果であれば安心できますし、対応の必要がある場合も専門家の方に話していただけるのは安心感があります。

菊地:
社内の人じゃない人に話せることの心理的な安心感が大きいですね。「社内の人に言ってしまうと、大事になってしまうんじゃないか」みたいな心配がないので安心して話せます。あとは業務や職場の人間関係だけでなく、自分のプライベートでの心配ごとなども相談できるので、そういう環境が整っているのは利用側としてとてもありがたいなと思いました。

利用されている職員の方の反応を教えてください。

山森:
複数の職員から感謝の声を伝えてもらっています。なかには、「神サービスですね」といってくれる職員もいます。

定期的に利用しているメンバーもいて、マイシェルパさんのカウンセリングを上手に活用してくれているなと感じています。重たい仕事をしているときでも、「マイシェルパさんを利用しているから上手に気持ちを切り替えて乗り越えられた」というメンバーも多いんじゃないかと思います。

まだ利用していない職員からも「そういうサービスの存在があることで安心できる」という声を聞きます。「相談したいときは、専門家が話を聞いてくれるから大丈夫だよ」というメッセージを発信できるのはとても心強いです。

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