トップ導入事例オートバックスデジタルイニシアチブ様ご利用事例「利用率は予想以上。新たな取り組みにも積極的に活用したい」

導入事例

トップ導入事例オートバックスデジタルイニシアチブ様ご利用事例「利用率は予想以上。新たな取り組みにも積極的に活用したい」

オートバックスデジタルイニシアチブ様ご利用事例「利用率は予想以上。新たな取り組みにも積極的に活用したい」

会社名株式会社オートバックスデジタルイニシアチブ
業種DX推進業務および情報システムに関する企画、コンサルティング、開発、導入、運用業務およびITリテラシー教育支援
従業員人数113名(2024年4月1日時点)

導入の背景

毎月1回2時間開催の産業医面談を実施してきたが、
企業の成長に伴い、年々全社員のケア時間が足りなくなってきた

施策・戦略

精神科専門医により品質が担保されていて、いつでも予約が
取りやすく、相談者のプライバシーが厳守される環境の整備。

結果・成果

導入時に説明会を行うなど社内全体への周知を強く行った成果もあり、
仕事以外のプライベートな問題や、ご自身の体調に関する相談などが
増えており、気軽に利用されている実績が出ている。

株式会社オートバックスデジタルイニシアチブは、全国に約600あるオートバックスグループ店舗に欠かせない基幹システムの構築・運用・保守・サポートを実施しています。

オートバックスグループのDX推進や企画、基幹システムを始めとする各種システムの開発、導入、運用業務に加えて、グループ内のITリテラシーを高める教育を担っています。

2009年に富士通株式会社と株式会社オートバックスセブンとの合弁企業となった後、2023年4月、株式会社オートバックスセブン100%子会社となったことで社内環境も大きく変わりました。

人事労務担当 薮田様に、導入背景や導入の決め手、効果などを伺いました。

薮田様がどんなことを担当しているか教えてください。

薮田
私は人事労務担当として、産業医関連の業務に携わっていました。その流れで、現在は「マイシェルパ」の担当もしています。ストレスチェックの結果の確認や、メンタルヘルス不調やプライベートの問題など社員の悩みを聞く役割も担っています。

「マイシェルパ」をご検討・ご導入いただいた背景、当時抱えていた悩みを教えてください。

薮田
IT業界はハードワークになりやすく、メンタルヘルス不調のリスクが高い傾向にあります。そのため、以前から経営陣や私たち管理部は「社員のメンタルヘルスケアは重要である」という共通認識を持っていました。

2023年4月に株式会社オートバックスセブンの100%子会社となり、30名弱の出向者を受け入れるなど、社内の環境が大きく変わりました。それに伴い、社員のメンタルヘルスケアにより力を入れることになりました。

すでに産業医による年に一回の定期面談・健康診断後の面談・長時間労働の社員に対する面談を実施しておりますが、それに加え、メンタルヘルス不調の社員の面談も実施するのは、社員数が増加したこともあり、難しいのが現状です。

また、産業医との面談は本人からの申告で行う仕組みになっており、気軽に相談できるシステムはありませんでした。「産業医に相談すると話が大きくなりやすい」「相談内容が知られてしまう」と考える社員が多く、相談するハードルが高かったと思います。

さらに面談の申し込みがあっても、2時間契約で枠も決まっているため、面談が必要な社員が多いと十分な時間が取れません。そこで、メンタルヘルス不調の社員についてはオンラインによるカウンセリングを導入することで、気軽にきめ細やかなサポートを受けられる体制を整えたいと考えていました。

メンタルヘルス不調の社員に対し産業医がカウンセリングをすすめることもあったのですが、対面のカウンセリングは予約が取りにくい状況です。さらに自己負担でカウンセリングを受けなければいけません。

会社でオンラインカウンセリングサービス「マイシェルパ」を導入することで、予約を取る手間や金銭的な負担を軽減できると感じました。カウンセリングを受けることで、コンディションが整い、復職もプラスに働くはずです。

どのように「マイシェルパ」に決められたのですか?

薮田
東京ビックサイトで開催されていたイベントに参加したことが「マイシェルパ」を知ったきっかけです。「良いサービスだな」と思い、すぐに導入に向けて動き出しました。

他社のカウンセリングサービスも検討したのですが、利用ごとに課金されるシステムのため、会社としてコストが読めない点がネックでした。

社員がどのくらい利用するのかがわからず、さらにカウンセリングの質で判断するのは簡単ではありません。そこで、まずは在籍しているカウンセラーが全員プロフェッショナルで、質が保証されている、定額制の「マイシェルパ」を導入してみようという結論に達しました。

料金体系以外の部分では、予約の取りやすさも魅力的でした。メンタルヘルス不調を感じている社員や休職中の社員など、幅広い状況の社員にとって使いやすいと感じたのを覚えています。また、当社の場合は社員の家族も利用できる契約のため、福利厚生として優れたサービスだと感じました。

会社の体制が大きく変化し環境の整備に取り組んでいた時期だったこともあり、反対意見などはなく、スムーズに導入が決まりました。

どのように「マイシェルパ」の利用・導入を進めていきましたか。

薮田:
導入するタイミングで、オンライン説明会を2回実施しました。カウンセリングがどのようなものかわからない社員も多いので、サービス内容やカウンセリングを受ける際の流れなどをきちんとご説明することが大切だと考えました。当時は、全社朝礼でもPRをしてまずは「知ってもらうこと」を意識していました。

チラシやポスターをオフィスに貼る、社内メルマガに利用人数を記載するといった取り組みもしています。利用している社員がある程度いるとわかれば、「使ってみようかな」と思ってくれる人もいるのではと期待しています。

ストレスチェックと連動した取り組みも実施しており、ストレスチェックの結果、高ストレスという結果が出た社員に対し、メールで産業医の面談またはオンラインカウンセリングを受けるようお知らせしています。オンラインで気軽に相談できる「マイシェルパ」を選ぶメンバーが多いので、利用の促進につながっていますね。

さらに環境の変化によるメンタルヘルス不調を予防するために、人事異動があった社員や中途入社の社員に対しては、3カ月以内にオンラインカウンセリングを受けるよう周知しています。

「マイシェルパ」の利用によってどのような変化がありましたか。

薮田:
想像していた以上に利用率が高くて驚きました。匿名性を担保しているため、具体的に誰がどのような内容を相談しているかはわかりませんが、社内全体への周知などの施策の成果もあり、気軽に利用してもらえているのだと思います。

年齢層の高い社員も多いので、体調不良について相談しているケースもあると聞きます。深刻なメンタル不調になる前に、予防として活用してもらえるとより良いですね。

今後どのように「マイシェルパ」を活用していこうと考えていますか。

薮田:
メンタルヘルス不調に対する取り組みは、経営陣含め管理部門も大変重視しています。そのため現在、産業カウンセラーからアドバイスをいただきながら、休職者向けの復職ガイドラインや心の健康づくり計画などメンタルヘルスの指針を整備する取り組みをしています。社内にわかりやすくメンタルヘルスに関するガイドラインを示し、オンラインカウンセリングを組み合わせることで、不調の予防や早めの対処をサポートできればと考えています。

社員が心の健康を保ちながら働けるよう、これからも「マイシェルパ」を活用してさまざまな取り組みをしていく予定です。

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CONTENTS

・従業員の健康を意識すべき背景と世の中のトレンド
・経営視点で見るメンタルヘルスケアの必要性
・メンタルヘルスケアを行うメリットと行わないデメリット
・サービスのご案内・事例紹介

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